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http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=34524 c_open=1#1 リンク先文章が面白かったので勝手に添削してみました。 現状適当に素案をつくっただけで、未推敲なので非情に読みにくい状態です。 コンビニで本当にあった小さな良い話を書いた作品なのですが、リンク先結構人気があるようです。 今回の添削は失敗気味、改悪になってるようです。 元ネタのほうが良い感じでした。 8月22日、夏休み期間の日曜日。 僕はコンビニでアルバイトをしていた。 店は車の通らない道路沿い、良く言えば地域密着型、悪く言えば地域依存型のお店だ。 元々客の入りも多いこのコンビには、夏の日曜ということで大勢の客の入りが予想された。 店のオーナーは、シフト人数を増やし僕が一人で担当するはずだった6時から9時の時間帯も二人で担当することになった。 一緒に働くのは年下の先輩の女の子。 年下の女の子。 僕が苦手な人種だ、何度か一緒に仕事をしたこともある。 年下な上に先輩でもあり相手を立てないといけない。 僕は彼女との接し方がわからず、いまだに敬語で接していた。 彼女の方も、僕にどう接していいのかよくわからないようで、どうもお互いぎこちない話し方になる。 楽しく仕事という雰囲気ではない。 それでも仕事は仕事。 客には笑顔を振る舞い商品を並べ、レジで対応していく。 そうこう忙しく接客している中、一人のスーツ姿の客がカウンターの前にきて新聞の棚を眺めてこういった。 「取り置きしてもらっていたスポーツ新聞が一誌足りない。どういうことなのか」 このコンビニ、良く言えば地域密着型。 毎日スポーツ新聞を買ったり、毎週漫画雑誌を買ったりする常連さんの商品を取り置きしているのだ。 客はうちのコンビニに新聞の取り置きを頼んでいる常連さんだった。 商品を取り置きするのは、入荷時点で管理できる深夜帯の人間。 僕はそれを受け取り常連さんに売る役目であり、取り置きそのものはしていない。 取り置きは僕の"管轄"ではないけれど、こういったクレームに対応するのは僕の役目だ。 ただ、今日は運が悪かった。 深夜の人間がマトモに仕事をしなかったらしい。 この手のクレームは本日2回目。 客からは、レジで説教された。 「僕はね、このお店を信頼してるから、このお店にこういうことを頼んでるわけ。 だから、こういう信用を無くすようなことはね、何度もするものじゃないのよ。 そりゃ人間誰だって失敗はするよ。でもね・・・」 その常連さんは、後ろにできた別のお客さんの列にも気づかず、僕に熱弁を奮ってくれた。 僕はただ、すいません、すいません、二度とこういう事のないようにします、と頭を下げるばかりだった。 どうせ「僕じゃないです」と言ったところで話がこじれるだけ。 それに、これは店全体の責任であるから、その時に叱られた僕が叱られるべきなのだ。 ただ、この常連さんが店長に直接クレームを入れたら、責任を取らされるのは僕だろう。 お客さんに叱られながら、僕はそんな事を考えていた。 この手の理不尽は、世の中にいくらでも存在している。 今回は、その理不尽に首根っこを掴まれたのが僕だった、というだけの話だ。 だが、謝って済む程度の事なのだからどんなにマシだろう。 僕は何度も「すみません」を繰り返していた Pixiv投稿小説批評ログ8
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Pixivの小説機能、そこに投稿された作品に個人的にコメントを付けてみました。 そのコメントログです。 コメント内容は内容が作者に伝われば十分なので、万人向けの書評としての機能を有していませんw http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19832 c_open=1#1 数少ない良作品。 オリジナリティあるユーモア素敵です。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19823 c_open=1#1 前半の展開が上手いなあ、上手だと思うオススメ。 朝から始まるというのは古典ですね、 導入しやすいし上手いと思うけど、 古典過ぎて他の導入があってもいい感じも受けます。 まあ良作品だと思いますよ http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19786 c_open=1#1 ぱっとみ感想は、偽大阪弁だね、ラノベとしてはアリって感じかな。 描写やキャラ立てが弱いから、オリジナルというより原作つき同人という印象を強く受けます。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19806 c_open=1#1 例えば、どんな診療所で人がどれくらい繰るかとか建物がどうだとか、 そういうのあったら嬉しいかも、あと中盤は普通に読めます。 最後のネタはわからないな、作中キャラの会話として説明ナウ。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19813 c_open=1#1 突然現れた女の人、どんなキャラなのかどんな話が起きるのか、 自殺で生き残ったことが展開にどんな影響を与えるのか、先が楽しみになりますが、 興味がわきました、まあぼちぼちと続き楽しみにしてます。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19815 c_open=1#1 なんか普通に楽しそう、ところでこの恋愛って漫画、それとも自分の体験が多少は反映されている? 前者なら商品としての技術だし、後者なら君のオリジナルが出る、どっちの道も楽しいと思うよ。 創作って楽しいよね http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19829 c_open=1#1 OPとしてはありかな、ただこの二人にどんな背後や経歴があってこうなったか、 今後の展開で明らかにされないと前編こののりだと読者は引くと思うな、実際読んだ僕はちょっと引き気味だし。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19841 c_open=1#1 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19842 c_open=1#1 構成法は上手い、構成が上手いから中身の描写がもう少し分厚くてもいいかも、 それか俳句風に部分を提示して大きな全体を連想させる描写にするか。 話の中心が心中とか穏やかじゃないな、救いのある話にしません? 構成手法は上手いよね、とても面白くて上手い。 描写に好奇心や興味を追加して欲しいところだな。 野球を題材にするなら。 野球に興味なしで野球をみたと記述するだけなのが好奇心の欠如した文章。 そこから興味や好奇心を膨らましてその日野観客席はどうだったかとか、バッターがどうだったかとか、野球を一緒に見た人との関係がどうだったかとかあれば、これが好奇心。 好奇心や興味のある状態が大事、欠如した状態なら野球を見ただけで創作が終わるけど、好奇心があればそこから一気に話の選択肢や世界観が膨らみ広がる。 今回のホームレスを題材にした話でも好奇心や興味を追加したほうがいいと思います http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19849 Pixivでコラボを目指している方の作品。 うーん厳しいと思うな、コラボしたいという発想は面白いんだけどね、 Pixiv小説の閲覧数の低さを考えるとなると。 この手のコラボはコラボが起こるだけのユーザーどうしの交流が臨界値を超えないからなあ。 現状このシステムでコミュニケーション関係手に入れるのはコスト高いよ。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=19854 c_open=1#1 とても暑さを感じさせる作品、それだけは才能だと思う。 冒頭の描写だけで蒸し暑くなった、暑い夏になんてもの読ませるんだよw 中盤は馬鹿っぽい展開に疲れた。 まあこういうのもありだと思う、元気に生きていこうぜ。 Pixiv投稿小説批評ログ3
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http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=18681 リンク先文章を添削してみました。 陽光さえぎる幌つきトラックの中。 同じ服装をした仲間達が靴を並べて座っている。 荷台の前方には彼らの上官が立ち、これから向かう戦場の状況や地理を兵士達に叩き込んでいた。 「いま向かっている場所は、最前線にあたり負傷兵も多い。 しかし今回は救出作戦ではなくあくまで戦地の制圧を優先した掃討作戦となっている。 各個、自分の役割を死ぬ気で果たせ」 抑揚の無いその声はとても威圧的で恐怖すら与える。 戦況は芳しくないらしい、敵が新型兵装を投入しこちらは約四割が死亡三割が重軽傷という状況だそうだ。 まあぼくらにはあまり関係ない。 「どうしたの」 「なんでもない」 ぼくの隣にいるパートナーの女の子が話しかけてきた 他の仲間も男女のペアになっている。 僕らにとっては普通だ。 普通の軍隊なら奇異な光景だろうが、なんにせよ僕たちは戦うために作られた子供達。 僕らには戦況など関係ない。 「あと五分で到着する、お前らは二人で一組だ互いが互いをカバーして戦え」 「ふふふっ」 「そこのお前何が可笑しい」 後方にいる兵士が笑っている。 「俺等は作り物だぜ。。 パートナーが死んでもクローンがまた作られるというのにカバーしろだって。 私たちが死ぬのを恐れると思うの? 笑える最高に笑える冗談だわ」 あざけるような声。 「貴様上官に逆らうのか」 上官がうしろに向かい、くちごたえした兵士の胸ぐらをつかみ引き寄せる 「殴るの?もし殴ったら問題になりますよ。俺等はあなた方とは違う。部隊の備品ですから」 冷静で虚無的などこか見下したような視線とともに声を発する。 その視線が上官をイラつかせる。 「だまれっ」 作られたものが発した言葉といえ、このような虚無的な視線が上官の残った人間としての部分を刺激する。 視線を言葉で押さえ込む。 「いいか他の者もよく聞け。 ここは戦場。 命の価値などたかだか一発の弾丸と同等だ。 だからこそ生き残れ。 たとえお前たちが創られた者だとしてもだ」 ぼくはその言葉に違和感を覚えていう。 「上官、貴方は他とは違うんですね」 「なんだ」 「そこの人の言うとおり。 ぼくたちは所詮、代替の利く備品でしかない。 それがぼくらだ。 そう教え込まれてきたんです」 上官の顔が緩む。 「そうか、しかしお前ら勘違いするな。 俺たちもお前らと同じ代替の利くものなんだよ。 だからそう悲観するな、はははっ」 そう言うとさっきとは違う快活な笑い声をあげる。 「さあ着いたぞ。お前らよく肝に銘じておけよ。死ににいくな。ひたすら生き残れ。 「分かったか!」 トッラクがとまり後方の兵士が幌を開ける、強い日差しが荷台に差し込み思わず目を細める。 「私達も行こう」 彼女に手を引かれ立ち上がり外に出る。 まあこんな感じです。 一言で言えば接続詞をきちんと使えるか使えないかの差ですよね。 接続詞がないから、うらぐちさんの文章は読みにくいわけです。 Pixiv投稿小説批評ログ6
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CCなのは クロス元:ファイナルファンタジーⅦ クライシスコア プロローグ TOPページへ このページの先頭へ
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スレ住人の皆様 遊戯王系単発SS クロス元:遊戯王 294氏 無題(仮) 294氏 一発ネタ(仮) 301氏 1発ネタ 遊戯vsなのは 294氏 第?話 正義の味方?参上 反目のスバル氏 リリカル遊戯王GX番外編 「最強! 華麗! 究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)~前編~」 反目のスバル氏 リリカル遊戯王GX番外編 「最強! 華麗! 究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)~後編~」 反目のスバル氏 無題(仮) エラッタ氏 無題(仮) 三十七代目スレ403氏 キャロが千年リングを見つけたそうです TOPページへ このページの先頭へ
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ファンタジーとは(とりあえず書きかけ、いつか気が向いたら書き上げると思うけど書きかけのまま放置されるかも) - Pixiv投稿小説批評ログ11 ファンタジーというものはなんでしょうか? 主人公たちが賢い情報収集もせず、タイミングのよしあしは世界にお膳立てされ、普通ならヒントすらみいだせない関係を見つけ出し、事件を解決にまで導く。 偶然と幸運が必然に転化されるのがファンタジーの本質といえます。 ファンタジーでは世界のほうから問題をつきつけてきますが、同時に解決まで導いてくれる一本の道がセットになりこの道を愚直にたどるものです。 知恵を出してわき目を振ったものから振り落とされていく道。 この本質は指輪物語やもっと昔の民話に始まり、JRPGに見事に引き継がれました。 どの作品にも多くの危機があります。 退治すべき怪物だったり、陰謀だったり、世界や出生の謎だったり、戦争の危機だったり世界の危機だったり。 こういった問題に何も考えない行き当たりばったりで望む。 現実やリアルに近い作品なら問題解決や真相解明から一番遠いところにいる者たち。 それがファンタジーの主人公なのです。 世界に導かれるものとしての主人公。 その道は運命か、奇跡か、必然でしょうか。 ここまでは昔のファンタジーの話。 世界は流転するもの、最近のファンタジーはどこに向かっているのでしょう。 JRPG的世界観を背景にした異世界での日常へと進化しているようです。 これはちょっと面白い話題です。 独自性のある異世界。 人や人間性とは一線を画する倫理や掟や神や自然を持つ異世界。 厳しい自然と戦う異世界。 これら昔の作品は力を失い、最近では単なるギミックに成り果てたようです。 自然の偉大さや雄大さ、その中での日々の暮らし。 これらから派生する人間以外の生み出すルール。 そこから生み出されるファンタジー作品群。 自然との折り合いを感じられなくなった都市生活ではそんな作品達にリアリティが見出せなくなったのでしょう。 都市生活の実感にあった学園都市的日常のあるファンタジーが力を持つようになったようです。 昔の作品を知る身としてはさびしい限りです。 もし本格的なファンタジーを創作するならJRPGの波から外れた、オリジナリティのあるきちんとしたファンタジーを書こうと思うならこういう問題を考えてみるのも一興かもしれません。 賢い主人公がいる物語もいない物語も、解決すべき問題がある物語もない物語も、世界を探索する物語もどのファンタジーも楽しいものです。 ファンタジー作品の進化 環境が変われば生物がかわるように、環境によって時代によって生み出される作品の種類も変化していきます。 作品を生み出す土壌とそれを楽しむ人達の生活が変化すれば、そのバックボーンから生み出される作品群もまた変化していく。 多様な様で多様でない。 小説にはそんな捉え方もあるのかもしれません。 多様になっているように見えて同工異曲、同じバックボーンから似たような作品が生み出されている毎日。 昆虫の姿形の微妙な差異を競うように、ガンダムの顔の差異を語るように小手先の違いを多様性と考えているような風景が広がっているような気もします。 同じ環境と時代観から生み出される似たような作品達、環境が変われば作品もまたかわっていく。 作品が生み出される時代観、人間観、世界観、バックボーン達までさかのぼって生まれるファンタジー。 人間のルールとは相容れない自然のルールから生み出されるファンタジー。 そんな根底から創作される作品も楽しいのかもしれません。 今回の話を読んで私のファンタジー論は違う、私ならこう考える、最新の状況はこうだと考えたかたがいたら幸いです。 その気持ちを文章に起こしてみてください。 JRPGファンタジーから一歩踏み出した話を書いてほしいのです。 世に、「ラノベとしてはありかな」なんて言葉があります。 これどんなひどい作品でも「ラノベとしてはアリかな」この魔法の言葉でありありに見えてくる不思議。 本当にあって良い言葉なのでしょうか? 恥ずかしがって評価を怖がって評価から逃げ出して、ラノベに逃げて安息を見出す。 とりあえず「ラノベとしてはありかな」という言葉で及第点を狙う心理。 見事なまでにネット系作者の逃げ道になってますよね。 個人的にどうかと思うこの風潮。 こんなことしなくてもいい作者もたくさんいると思うのです。 ラノベに逃げないで、ラノベの型にはまらないで自由に作品を作ればいいと思うのですが。 何か狭いけど居心地のいいラノベの型にはまりたがる。 この心理はどんなものなのでしょう? どんな作品でも自信を持って発表すればいいわけで、作品を丁寧にきちんと仕上げればいいわけですから、不安がらずに作品を作ったほうがいいと思うのですが。 って十年前も二十年前も同人系はあいも変わらず同じ、「ライトな物としてはありって」言葉を使ってるからかわらないか。
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好奇心。 創作にこれが一番大事なものだと思うのです。 好奇心があれば作品に幅が生まれ、豊かさが小説の枝に実り、オリジナリティという実がつくわけです。 好奇心がどれだけ大事かといいますと一例を示しましょう。 例えば野球を見たというエピソードがあるとします。 野球を見た、次に××をやった、その次は○○をした。 こういうのは好奇心の欠如した文章。 野球を見たとき、観客席はどうだったか、バッターやピッチャーはどうだったかとか、その試合がどんな意味を持っていたかとか、一緒に野球を見た人がどんな人でその時どんな関係だったか。 主人公の気分がどうだったろうとか、そうやって好奇心の羽を広げると作品の選択肢が一挙に広がります。 好奇心は創作にとってとても素敵なものです。 好奇心が必須なのかといえばさにあらず、 逆に好奇心が欠如した作品群にも良い点があります。 萌え作品やラノベに代表されるお約束の踏襲は、作風というよりも大勢で共有される世界観であり技術であります。 先行する作品の亜種にすぎない良く似た展開、お約束のエピソード。 これは作品群の外部に興味を失い、お約束というテクニックを繰り返しているだけですが、非常に有効なので何度も繰り返し使われる技術です。 こういう視点でPixivの小説を分類してみると、これが結構面白いのでした。 これは好奇心のある作者なのか、それとも技術だけに頼った作者なのか、新しいお約束を作るだけの作者なのか。 まあたいていの作者はそれ以前というのが正直でシビアな現実なのですが、そこに目をつぶってそういう視点を導入するのは楽しいものです、。 他にも評価法は多数あります。 自分や人の創作物を評価するとき、好奇心、作風の幅の広さ、文章の上手さ、一日最低1200文字のペースで何かを書けるか(プロならこの作業量は必須だと思う) など多数の評価法で自分の作品を見ることが出来るかどうかが重要ですね。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=30123#1 宇宙文明を手に入れた人類。 テラフォーミングされた火星。 宇宙文明を手に入れた人類達。 そんな世界に戦争があった。 地球や火星を巻き込んだ巨大な戦争。 戦争は長年続き世界は荒廃を続ける。 戦争中、出所不明の無人兵器達の噂が乱れ飛ぶ。 ひたすら敵味方をとわず人類を目の敵に戦闘活動を続ける存在だという。 西暦2184年。 突如、全戦線に謎の無人人型機動兵器群が出現し、全戦線を瞬く間に制圧。 以下要約がめんどくさくなったので略w なんか作品設定が面白かったので、しなさんこんな設定を作ってみました。 羽虫タイプのヴァリアンタス ウンカのごとく群れて動く羽虫タイプのヴァリアンタス。 体長10数センチほど。 その小ささと空飛ぶ機動性を生かしありとあらゆる隙間から分散して潜入してくる厄介な相手。 個々の固体は弱く単体では偵察や毒による暗殺等に従事。 ただし群れるとまったく別の特性を発揮する。 個々の個体が微弱な重力制御装置を内蔵しており、群れ全体がこの重力制御装置を共振させることで外部に対する巨大な重力攻撃を行ってくる。 羽虫たちが黒い雲の如く大量に寄り集まったときの重力攻撃の威力はすさまじい。 羽虫達の巨大な群れが地平線に現れたかと思うと、あっというまに黒雲が大地におりてきかたのように羽虫たちの群れが戦場を覆う。 羽虫たちの群れはその土地にいる攻撃対象に重力攻撃を行う。 羽虫が重力攻撃で相手を押しつぶしていくさまは戦場の恐怖の代名詞となっている。 羽虫たちの能力 支援攻撃 羽虫たちが比較的小さな群れのときは重力制御能力を使い、支援活動などを行ってくる。 空間に対する重力制御により戦場乱れ飛ぶ弾丸類の軌道をゆがませたり、重力制御で風や嵐を引き起こし弾丸の軌道を撹乱などをおこない、支援を行ってくる。 羽虫たちの移動方法。 羽虫たちは小型隕石に偽装した巣とともに宇宙から惑星へと大気圏降下し、地上で活動する。 この偽装隕石の巣はデブリや隕石と見分けがつかず惑星防衛圏での排除は困難とされている。 一旦地上に降下されたら、羽虫たちが集まっているときに気化爆弾やナパーム、火炎放射器などで殲滅するのが有効である。 羽虫たちの住処 羽虫達の乗る偽装隕石の巣は宇宙船サイズの巨大な巣から発進し、これは母体と呼ばれる。 羽虫対策としては、この母体を宇宙で駆除するのがもっとも有効な対処法である。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=9295 UFOが飛ぶ村で 文章もしっかりしているしキャラも立っているし。 Pixiv小説のなかでは十分に実力のあるラノベ作品。 UFOの出る村でミステリーサークル作りのバイトをしているシーンから始まるのも秀逸。 閲覧数が伸びてない割りに隠れた名作。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=30025 c_open=1#1 読みにくいので改行増やしたほうがいいですね。 後一つの会話文が長いので読みやすくなるような工夫が必要だと思います。 各パートの状況説明が短い感じ、エピソードのボリュームが不足してる感じを受けます。 何かエピソードを挿入するか補足するかが必要ですね。 私にはどうすれば作品が良くなるかなんてわかりませんが、 例えば火がない時代どれだけ不便だったかの説明が不足している感じはうけます。 作中において読者に火がないことへの不便を共感させられてない感じです。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=30054 改行が多すぎて逆に読みづらいです、まずは改行を減らして改行にメリハリをつけたほうがいいです、そのほうが格好良くなりますよ。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=31876 冒頭のバイクで密輸トラックを追いかけるバトルシーン、描写が手短にまとまっていて上手いです。 文章におかしいところが多いのでそれを書き直すだけで作品の印象がずっと良くなりそうな一品。 http //www.pixiv.net/novel/show.php?id=31864 腹ばいになってのる乗り物の話。 腹ばいはずかしいかもしれないのは置いといて。 ユーモアのある楽しい作品です。 新しい乗り物に乗るときのワクテカ感が伝わります。 Pixiv投稿小説批評ログ7 Pixivの小説投稿機能総論。 6割が東方、ヘタリア、イナイレ、デュラララの同人とその組織票、同人票で埋まり上位に来る。 残りのオリジナル作品の半分は自己満足、残り半分は光るものや読む価値のあるとがった部分を持ちながらも、作品全体がいびつなことが多い。 全体的にレベルの高い良い作品なんてわずかしかない。 というのが作品群を眺め渡しての感想。 創作や小説ってのは敷居の高い難しい行為なのかもしれない。
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リリカル遊戯王GX番外編 「最強! 華麗! 究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)~後編~」 『グウウウウウウウウウ…』 唸りと共に、生暖かい吐息が高町なのはの顔をなでる。 3つの首が、6つの青い目が、じっとその顔を見つめていた。 青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)。デュエルモンスターズ史上、最も偉大なドラゴン。 強さ、雄雄しさ、神々しさ…全てを内包したその巨体が、なのはとフェイトの目の前にあった。 動けない。 見開いた目は、まばたきすらできない。口を開け、声を発することすらできない。 怖い。 そんな感情を抱いたのは、もう何年ぶりのことだろう。 どんな巨大な敵にも、臆せず立ち向かってきた。どんな辛い目に遭っても、迷わず前進してきた。 だが、この敵は違う。 身体中の全神経が警告を発している。勝てないと。どう足掻いても、人間にどうこうできる相手でないと。 否、それだけならば、まだ無謀なりに戦いを挑むこともできただろう。 それだけでなかったのが問題なのだ。 勝てる勝てない以前に、怖れている。目の前の敵を。 怖い、怖い、怖い…怖くて怖くてどうしようもない。恐怖が身体をしばりつける。 エース・オブ・エースは、完全に目の前の究極竜に圧倒されていた。 「ワハハハハ! どうだぁぁぁ!」 眼下のカイバーマンが、再びあの高笑いを上げる。 「これぞ史上最強にして、華麗なる殺戮モンスターの姿だ!」 攻撃力4500、守備力3800。今までの低レベルモンスターとは明らかに次元の異なる力。 かつてデュエルモンスターズの頂点に君臨した「三幻神」すら脅かす力。 「ククク…最強のドラゴンを前に、臆して声すら出ないか」 図星を突かれても反応することすらできない。それほどまでに、なのはは追い詰められていた。 「ならば、その身でとくとその力を味わうといい!」 青眼の究極竜の3つの口が光を放つ。 全てを破壊する滅びのバーストストリームが束ねられ、巨大な光球と化した。 「アルティメットバァァァァーストッ!!!」 爆音が轟いた。 これまでに経験したことのない熱量と質量が、圧倒的な破壊力となってなのはの元へと殺到する。 「なのはっ!」 間一髪で我に返ったフェイトが、なのはを伴ってその一撃を回避した。 アルティメットバーストは虚空を直進し、僅かにアカデミアの校舎を掠める。 校舎のガラスが、衝撃波で次々と粉々に砕けていった。 恐ろしい破壊力だ。やはり見かけだけではないということか。 仮にアカデミアの全ての人間がこの場にいたとしても、青眼の究極竜ならば全て灼き殺すのに数分とかかるまい。 『ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーッ!!!』 3つ首の竜王は、再びあの雄たけびを上げた。 「なのは…大丈夫?」 フェイトがなのはを気遣うように言う。 自身もあの圧倒的な力を前に戦慄していたというのに、大した気丈さだ。 同時に、なのはの中に1つの疑問が生まれた。 何故フェイトは回避行動を取れたのに、自分は1歩も動けずにいたのか? 感じていた恐怖は、なのはもフェイトも同じはずだった。ではそこにあった差は何だったのか。 あの時、自分が感じていたのが、恐怖だけではなかったとしたら…? (…あぁ、そうか…) その仮定が脳裏に浮かんだ瞬間、疑問は全て氷解した。 自分は、恐怖故にその身を縛られていただけではない。もっと別の感情が、同時に自分をあの場に押し留めていたのだった。 「…ふつくしい…」 思わず、呟いていた。 なのはは究極竜に恐れを抱くと同時に、その姿に見惚れていたのだ。 全身から発せられる、凄まじいまでの殺意と尊厳、そして力。 戦う者が持つべき全てを凝縮した、正に究極の戦士の姿。 青眼の究極竜は、なのはの中に宿る武士(もののふ)の心を揺り動かしたのだった。 「えっ…?」 事情を理解できないフェイトは、怪訝そうな顔をしている。 「…ごめん、フェイトちゃん。少しだけ、私のわがままに付き合ってくれる?」 『Exceed mode.』 レイジングハートの声が響き、なのはのバリアジャケットが変形した。 「なのは…?」 突然の全力解放に、フェイトは戸惑いも露わな声を上げた。 「どうしても、あのドラゴンと戦いたくなった!」 戦ってみたい。 敵わないにしても、自分の力がどこまで通じるのか試してみたい。 10年以上に渡って磨き続けた自分の魔法に、究極のドラゴンはどう応えるのかを見てみたい。 何より、自分は1人ではない。ならば… 「力を貸して、フェイトちゃん」 2人ならば、どこまで行けるのか。 なのはの瞳からは恐れが消え、異界の神にふれた喜びと、未体験の戦いへの高揚感に満ちていた。 「…止めても無駄なんでしょ?」 やれやれといった様子でありながらも、その顔に浮かぶのは穏やかな笑顔。 フェイトもまた、バルディッシュをザンバーフォームへと変形させる。 「行くよ、フェイトちゃん!」 「ええ!」 2人のエースが、巨大な竜目掛けて突っ込んだ。 「ククク…そうだ、そうでなくては面白くない! 迎え撃て、究極竜!」 カイバーマンもまた歓喜の声を上げ、青眼の究極竜へ指示を出す。 向かってくるなのは達は二手に分かれ、なのは上方、フェイトは下方から肉迫した。 3つの頭それぞれが滅びのバーストストリームを放ち、2人の魔導師を狙い撃つ。 両者はそれらの間を縫うように、素早い動作で避けていく。 「はあぁぁぁっ!」 遂にフェイトが敵の懐へと到達し、バルディッシュの金色の刃を振り下ろした。 対する究極竜は、その太く長い尾をしならせ、閃光の戦斧を殴りつける。 「くぅぅっ…!」 青眼の究極竜の尾は、びくともしなかった。 守備力3800を誇る竜鱗は、普通に斬りつけた程度では到底貫けるものではない。 加えて、その筋力だ。尾の形を成した巨大な塊は、じりじりとフェイトの身体をバルディッシュごと押していく。 一方のなのはは、3つ首の正面まで迫ると、真っ向からレイジングハートを構え、魔力をチャージする。 「ディバイィィィーン…バスタァァァァァァーッ!!!」 掛け声と共に、極太の魔力の線が、ドラゴンの頭目掛けて放たれた。 『グオオオオオオオオオオオッ!』 無論、黙って喰らってやるほどこの究極竜は穏やかではない。 中央の頭がバーストストリームを撃ち、ディバインバスターと激突させる。 先ほどのスバルと異なり、威力は完全に拮抗状態。桃色と水色の波動が、空中で正面衝突していた。 そこへ、右の頭から追撃のバーストストリームが撃ち込まれ、バランスは崩壊する。 2つのエネルギーは接触面で大爆発を起こし、なのはの身体を突風で煽った。 更に左の頭が、駄目押しのバーストストリーム。 「きゃああぁぁぁぁぁっ!」 辛うじてなのははプロテクションを展開したが、その衝撃全てを相殺するには至らず、盛大に吹き飛ばされる。 否、そもそもこの防御が成功したこと自体が偶然だった。次も同じように守れるはずがない。であれば防御は捨てるしかない。 (フェイトちゃん!) 普通にやり合っても勝てないという当然のことを再認識し、なのはは念話でフェイトを呼び戻した。 (どうするの、なのは!?) 巨大な尾から逃れつつ、フェイトは合流を急ぐ。 (1人1人の攻撃では、どうやっても傷1つつけられない…なら駄目もとで、一点同時攻撃しかない!) (…分かったわ、やってみましょう!) 遂に2人は並んで宙に浮き、なのははデバイスを構え、フェイトは左手を突き出す。 『Load cartridge.』 カートリッジが3つ連続でロードされた。両者の足元に、桃色と金色の魔法陣が浮かぶ。 この時、フェイトは確かに横目で見ていた。 なのはの顔に、かつてシグナムとの模擬戦で垣間見せた、凄絶なまでの笑みが浮かんでいたことを。 高町なのはは、修羅と化していた。 「エクセリオォォォーン…バスタアァァァァァァーッ!!!」 「トライデントスマッシャアァァァァァァァァァーッ!!!」 桃色の一直線の波動と金色の3つの波動が、複雑に絡み合い、青眼の究極竜を貫かんと迫る。 「ほぉう…確かにそれならば、究極竜に手傷を負わせることもできるだろう。…だが!」 カイバーマンの声を、大爆発がかき消した。 凄まじい閃光が周囲に満ち、なのはとフェイトの視力を奪う。 光が晴れた頃には、そこにはあの小山ほどの巨体を持った竜の姿は、跡形もなかった。 「やったの…?」 信じられないといった様子でフェイトが呟く。 そうだ。これはおかしい。 元より、今の一撃で青眼の究極竜を倒せるなどとは思っていない。 そこから開いた突破口をこじ開け、撃破するつもりだったのだ。それが何故、こうもあっけなく姿を消したのか。 『…グオオオオオオオオオオオオオオオオオン!』 答えはすぐに判明した。 気がつくと、なのは達の背後には、あの青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)。 それだけではない。斜め右前に2体目、さらに左前に3体目が姿を現した。 「速攻魔法・融合解除を発動した!」 攻撃の寸前に分裂した3体の青眼(ブルーアイズ)が、完全になのは達を取り囲んでいた。 「ククク…十代はこのコンボで俺と青眼に敗れた。さぁ、貴様らはどう切り抜ける?」 余裕たっぷりにカイバーマンが問いかけた。 答えるまでもない。戦うだけのこと。 それどころか、この状況は、なのはにとっては正に望むところだった。あれだけで倒れてしまうようでは張り合いがなさすぎる。 「一斉射撃をお見舞いしてやれ、青眼!」 分かりきった答えを聞く前に、カイバーマンは竜達へ号令を出した。 三方向から、あの滅びの光がなのは達に迫る。 「フェイトちゃん!」 「分かってる!」 意志疎通を図るまでもなかった。2人は瞬時にその場を離れ、行き場を失った砲撃はぶつかり合って爆発する。 なのはは3体のうち1体に狙いを定めると、レイジングハートを構えて攻撃を仕掛けた。 「ディバイィィィーン…バスタァァァァァァーッ!!!」 再び放たれた桃色の光が、青眼の白龍を狙い撃つ。 『ギャオオオオオオオオオオオオオオオッ!』 直撃を受けた青眼の白龍は、苦しげな声を上げて悶えた。 融合を解除したことで、個々の守備力は今や2500まで落ちている。これならば、何とか1人でも対応できた。 『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!』 と、背後から2体目のドラゴンの口がなのはへと殺到した。どうやら彼女を飲み込もうとしているらしい。 とっさにレイジングハートを支えにし、その口をふさぐものの、このままでは身動きが取れそうにない。 青眼の白龍は、凄まじいまでの顎の力で、なのはの身体を噛み砕こうとしていた。 「クロスファイア…シュートッ!」 なのはは右手から4つの魔力弾を放った。ドラゴンは苦しみもがき、彼女を吐き出す。 体内めがけて撃ち込むというあまりにあまりな攻撃法に、少々罪悪感を抱いたものの、そんなことは言っていられなかった。 一方のフェイトは、バリアジャケットをソニックフォームへと変形させ、最後の青眼の白龍へと迫っていた。 レオタードを思わせる軽装のソニックフォームは防御力を大幅に落とすが、 元々避けて当てるタイプのフェイトには大した問題でもない。 そもそも、今回は相手が相手だ。一撃でも直撃しようものなら、インパルスフォームでも即刻あの世逝きである。 『グオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!』 雄たけびを上げ、青眼の白龍はバーストストリームをフェイト目掛けて放つ。 「撃ち抜け、雷神!」 『Jet Zamber.』 バルディッシュから衝撃波が放たれ、バーストストリームを一瞬押し留めた。 続けて延長された長大な刃で、真っ向からその光を斬り裂きにかかる。 「はああぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!」 気合いと共に突き出された刃が、滅びの光を掻き分け、遂にドラゴンの身を捉える。 『ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!』 強烈な斬撃を受け、青眼の白龍は鼓膜をつんざくかのような悲鳴を上げた。 なかなかのダメージを与えることはできたが、まだまだ戦うことはできるらしい。フェイトはバルディッシュを握りなおす。 「戻れ、青眼!」 と、そこへカイバーマンの指示が響いた。 すぐさま3体のドラゴンは、彼の上空へと引き返す。 なのは達もまた合流し、距離を置いて青眼の軍団と相対する。 「…よくぞここまで戦い抜いた」 カイバーマンからかけられた言葉は、意外にも賞賛だった。 「貴様らの力、そして闘志…この目でしかと見届けさせてもらった。まさか青眼をここまで追い詰めるとはな」 そこまで言い終えると、彼の口元がにぃと歪む。 「その褒美として、最大最強の一撃を以って幕としてやろう!」 カイバーマンはデッキから、新たなカードをドローする。 「ククク…十代と戦った時の俺では、よくてここまでが限界だった。 …だが、俺は最早あの時とは違う! 過去とはただの足跡に過ぎん! 装備魔法・再融合を発動!」 「馬鹿なっ!?」 オブライエンが叫びを上げる。 再融合はライフを800ポイント払うことで、融合モンスターを蘇生させるカード。この戦いで消えた融合モンスターと言えば… 「再び舞い戻れ、青眼の究極竜! 3体の青眼の白龍と共に…その怒りの業火で、全ての敵をなぎ払うがいいッ!!!」 悪夢。 まさに目の前の状況は、それ以外の何物でもないのではないか。 逆に言えば、これほどまでに分かりやすい「悪夢」など、そう簡単には存在しないのではないか。 ――ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーッ!!! 青眼の究極竜が咆哮する。 ――ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーッ! ――グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーッ! ――ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーッ! 3体の青眼の白龍が合唱する。 なのは達の目の前には、6つの同じ顔があった。 ―青眼の究極竜― 攻撃力4500 防御力3800 融合モンスター ―青眼の白龍― 攻撃力3000 防御力2500 通常モンスター ―青眼の白龍― 攻撃力3000 防御力2500 通常モンスター ―青眼の白龍― 攻撃力3000 防御力2500 通常モンスター 合計攻撃力、13500。 最早ありとあらゆる手立てが、まったくの無意味だった。 今更ライオットフォームを起動したところで、何の足しになるだろう。 今更ブラスターモードを発動したところで、何が変えられるのだろう。 絶対的な力、恐怖、絶望。 否、それらの言葉で語ることが、もはや無意味であった。 最も尊いドラゴンが3体に、神にも等しきドラゴンが1体。 こんな状況を、言葉を尽くして語ろうというのが馬鹿げている。言葉はそこまで高尚なものではない。 なのは達は覚悟を決めた。 「よくぞ俺にこの手を使わせた。…ククク…今一度褒めてやろう」 「どうも」 冷や汗を浮かべながら、なのはは皮肉を返す。 「では、これで終わりだ! その力を示せ、青眼の竜達よ! この世の全てを打ち砕く、絶対的な破壊をもたらしてやれ! バーストストリーム6連弾ッ!!!」 6つの頭が、一斉に光を撃ち出した。 なのは達の一点射撃を再現するかのように、バーストストリームが混ざり合い、1つとなる。 大気さえも焦がすかのような攻撃。否、最早攻撃ですらなかった。 これは天災だ。 4体の竜によってもたらされた、避けようのない天災だ。 (来る!) なのは達は固く目をつぶる。 「――トラップ発動! 攻撃の無力化!」 一瞬と経たず、2人の女性を残らず蒸発させるかと思われた一撃は、しかしその手前で押しとどめられた。 「――マジック発動! 光の護封剣!」 続けて、青眼の白龍達を、天から降り注ぐ無数の光剣が遮る。 「…これは…?」 なのは達は目の前のことについていけず、思わず周りを見回した。 ふと下を見ると、そこには、2枚のカードをデュエルディスクにセットした十代の姿。 「十代君…!」 「へへっ、危ないところだったな」 元気に笑うと、十代はカイバーマンへと視線を向ける。 「もういいだろ、カイバーマン? 勝負はなのはさん達の負け、アンタの勝ち。アンタも満足できたみたいだしな」 「チッ…余計な真似を」 カイバーマンは不満げに反論する。 「どうかな? ホントは、俺ならこうするってこと、分かってたんだろ?」 挑戦的な笑みを浮かべ、十代が問いかけた。 「フン…」 それに答えることなく、カイバーマンはなのは達を見上げた。 「見事だったぞ、異世界の女。十代達と同じ、デュエリストとしての意志…見せてもらった。 貴様らがこの先その意志を絶やすことがなければ、元の世界に戻ることも可能だろう。…できるな?」 「もちろん!」 なのはもまた、笑顔で応じるのだった。 (いや…あのまま行くと、なのはが鬼になっちゃうような…) 一方、修羅の表情を垣間見たフェイトは、何故か脳裏に般若の面を浮かべながら苦笑いするのだった。 「おのれぇぇ…迷惑なことしてくれるじゃないか…」 オレンジ色の影が、冒頭のアルティメットバーストの流れ弾をモロに受け大変なことになっていたのは、また別の話。 スバル「ねぇねぇ翔、ものすごくカッコイイロボットのカードがあるって本当?」 翔「え? それってひょっとしてステルスユニオンのこと? いやぁ~照れるなぁ~」 剣山「誰も丸藤先輩のことは褒めてないザウルス…」 次回 「勇者王対決! スバル対スーパーステルスユニオン!」 なのは「当然そんな話はないからね♪」 スバル「え~…」 単発総合目次へ 遊戯王系目次へ TOPページへ
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リリカルなのはGX 第??話「最強の魔法使いデッキ」 「俺のターンドロー!」 遊城十代は、左腕に付けたデュエルディスクからカードを引いた。 デュエルの相手は、コスプレなのだろうか白いショートコートにミニスカートな格好の女性だ。 「俺は、E-HEROスパークマンを召喚!カードを一枚伏せターンエンド」 十代のターンが終了し、白服の女性のターンが来る。 「私のターン…ドローなの!私は、ティアナ・ランスターを攻撃表示で召喚!」 現れたのは、二丁拳銃を持ったツインテールの女性だった。 「ティアナ・ランスター攻撃力1650・防御力1200のモンスターか」 「私は、カードを一枚伏せティアナで攻撃!」 『クロスファイヤーシュート!』 白い服を着た女性なのはの攻撃宣言により攻撃を開始するティアナ。 「そうは行くか!トラップカードオープン!」 十代が伏せていたカードは、トラップカード・ヒーローバリアだった。 「ヒーローバリアの効果で、E-HEROへの攻撃を無力化する!」 「私のターンは終了よ」 「そんじゃ、俺のターン…ドロー!俺は、手札のE-HEROクレイマンと場のスパークマンを融合! 現れろ、E-HEROサンダー・ジャイアント!」 十代の持つ融合のカードで現れたのは、雷をまとった巨大なヒーローだった。 「サンダー・ジャイアントの特殊効果発動!ヴェイパー・スパーク!」 その効果で場にいるティアナは、激しい雷に撃たれ破壊される。 「キャァー!」 「ティアナ!」 ティアナが破壊され、少し表情が曇るなのは。 「ザンダー・ジャイアントの攻撃は終わってないぜ!行けぇぇぇ!ボルティック・サンダー!!」 攻撃力2400のダイレクトアタックが決まり、なのはのLPが1600まで削られてしまう。 「くっ、罠カードオープン、魂の綱!1000ライフポイントを払うことでデッキから☆4以下のモンスターを特殊召喚!」 現れたのは、守備表示のフェレットだった。 「(ん?トラップのタイミングミスか。サンダー・ジャイアントの攻撃時に召喚すればダメージを受けずに済んだのに)」 十代が、そんなことを考えているとデュエル相手の女性が話しかけてくる。 「十代くん、バトルフェイズが終わったけどターン終了はまだかな?」 「あ、えーと、カードを1枚伏せターン終了だ」 十代がターン終了を宣言したのを聞いたなのはは、カードをドローする。 「私は、ユーノくんの効果でライフを500回復」 なのはが表側守備表示で出していたユーノくん攻撃力500守備力2050は、 スタンバイフェイズに一度ライフを500回復させる効果がある。 「そして、ユーノくんを生贄にフェイトちゃんを召喚!」 生贄召喚されたのは、☆6つの上級モンスターフェイト・T・ハラオウンと言う女の子だ。 攻撃力2500守備力1500の魔法使い族だ。 「すげぇぇぇ!そんなカードがあるなんて、翔が見たら喜びそうだなぁ」 「そして、装備カード・使い魔の援護を発動!この効果で攻守700ポイントアップ!」 攻撃力3200と成ったフェイトには、更なる効果があった。 「フェイトちゃんで、サンダー・ジャイアントを攻撃!」 「バルディッシュ!」 『Haken Saber』 金色の刃が黒い斧杖から発射され、サンダー・ジャイアントを切り裂き破壊する。 「ぐっ」 十代のライフは800削られLP3200となった。 伏せカードを使おうと考えた十代だったが、サンダー・ジャイアントの破壊前に使えなかったのだ。 「何故、伏せカードが使えないんだ?」 「フェイトちゃんの効果なの。一ターンに一度相手の場の伏せカードを1枚封じるの」 「すげぇ効果」 「そして、カードを1枚伏せターン終了なの!」 なのはの出した少女にサンダー・ジャイアント破壊されながらも、楽しくて仕方がない十代。 「ドロー!俺は、フレンドッグを守備表示で召喚!そして、カードを1枚伏せターン終了」 十代は犬型機械族モンスターを召喚し、伏せカード2枚目をセットしターンを終了した。 「私のターン、ドローなの!」 彼女は引いたカードをほほ笑む。 「私は、儀式カード・白き戦神を発動なの!☆8以上のモンスターを生贄に…出でよ!高町なのは!!」 手札のクロノ・ハラオウン☆8を儀式のコストとし、☆8の儀式モンスター・高町なのはを召喚したのだ。 その攻撃力は3200、守備力は2800と凄まじい。 「さぁ、私の攻撃!フェイトちゃんでフレンドッグを攻撃!ハーケン・セイバー」 金色の刃によって切断されるフレンドッグ。 「フレンドッグの効果発動!墓地に送られた時、墓地のE-HERO1体と融合を手札に加える」 「まだ、私のバトルは終わってないの!ディバイーン・バスター!!」 『Extension』 凄まじいピンク色の光が十代を襲う。 「伏せカードオープン!」 「フェイトちゃんの効果で1枚封じるよ!…そのカードを封じるわ」 「ラッキー!俺が発動するのはこっちだ!」 なのはが封じたのは融合解除だったのだ。 十代が発動させたのは、もう一つの方だった。 「ヒーロー・シグナルで、デッキからE-HEROを特殊召喚する!現れろ、バースト・レディ!」 炎のヒーローE-HEROバースト・レディが守備表示で召喚された。 なのはの攻撃は、バースト・レディを粉砕する。 単発総合目次へ 遊戯王系目次へ TOPページへ
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キャラクター スキル スキルは「ロングレンジパワー」「MPガード」 技性能 連続技